Archive for the ‘ヘルス&フィットネス’ Category
exfit TV プレオープンしました
有限会社コネット様と弊社が連携し、新サービスのexfit TVを立ち上げました。
この企画は東日本大震災以前から始めたものでした。地震の直後はexfit TVどころではありませんでした。それどころか、日本人の多くの方々がそうだったと思うのですが、被災地のために、この国のために、何かできないかを考え続けました。そして、私自身の場合は、少額の募金を少しずつ不定期に行う以外は何もできずに、焦燥感や無力感すら覚えてしまうありさまでした。
しかし、私よりずっと早く、運動指導の諸先輩方、著名なメディカルトレーナーの方々が動き始めていました。そうそうにチャリティイベントを実施して、義援金を送られている先生もいらっしゃいました。そのような状況を見て、私も自分のできることをやるしかないと決断するにいたりました。
コネットさんが提案してくれたexfit TVを早速活用すればいいのではないかと。ネットを使用しての運動プログラムの提供は、1997年2月よりICO / Fitness Club Onlineで行ってきていて、多くのノウハウがたまっているし、なれている部分でもあります。微力ながら、被災地の、そして日本の復興にお役に立てたらと存じます。
コネットさんからたくさんの著名な先生方からコンテンツを提供していただいたことで、まだプレオープンですけど、予定よりも早くexfit TVを立ち上げることができました。本日公開できた動画は少ないのですが、中にはレビュー待ちの動画が多数用意されています。さらには、この後も撮影予定が複数組まれていて、できたての動画も公開できる予定です。
exfit TVに快くご協力いただきました諸先生方に感謝の意を表します。
今後ともexfit TVをよろしくお願い申し上げます。
禁煙
前回も書きましたように、たばこ税増税に伴い国民の禁煙意識が高まっているようです。必ずしも健康のため、というわけではなく、出費を抑えるためにやむを得ず、という側面を禁煙のきっかけにしているケースも多いと思います。いずれにしても結果的には、健康関連事業に従事する者としては好ましい方向に進んでいるのかな、とは感じます。
ただ、あまりにも極端な方向に進むのはどうかな、と思うこともあります。
先ほど、日本のたばこのパッケージに記載されるたばこの健康被害に関する危険性の表示について、「文字だけのメッセージで未だに甘い」とか「海外だと喫煙が原因で引き起こされた疾患で亡くなった方の解剖写真を載せたりして警告している」といった内容のニュースをやっていました。うーん。私はいささかヒステリックすぎるのではないかな? と思ってしまいます。そこまでしても、まだその製品を作って売っているわけですよね…。こういう表示は購買意欲を抑える意味で非常に有効だと思うのですが、自分のところが作っている「商品」にそんなものを載せなければ売ってはいけないとは…。なにか矛盾を感じます。まあ、そこまでしないと人間の嗜好はなかなか抑えられない、ということでしょうね。
ただこの方法は、日本ではやって欲しくないなあ。こんな写真をあちこちで目にしたくはないです。私は非喫煙者ですし、家族全員がそうですからね。なんでも海外の真似をする必要はないと思います。健康上のリスクを考えると喫煙をしないのがベストだとは思うのですが、リスクを承知で吸いたいという人の自由を極端に制限してしまうのはどうか、とも思います。もちろん、非喫煙者には一切迷惑をかけない、という前提でのことです。
健康上のリスクについて、一つ思い出したことがあります。喫煙と死亡率の関連については、圧倒的多数の研究がその有意性を示しているのですが、わずかですが「有意性なし」を訴える研究結果もあります。そういう結果は珍しいので、多くのメディアで取り上げられて目に付いてしまうようです。最近、たばこと死亡率の問題について喫煙者から「有意性がないことは科学的に証明されている」と指摘されたことがあります。科学的に証明されているという言葉自体があまり科学的ではないと私は思うのですが、かつて大々的に報道された、喫煙者自身に都合が良い試験の結果のみが記憶されていたわけですね。一つのことを分析するためには部分的な理解も必要ですが、やはり全体を見るようにしないとなかなか重要なことが見えてきません。マスメディアの報道に対する姿勢をきちんと見直してほしいところですけど、受け取る側もきちんと防衛線を張っておく必要性を感じます。
禁煙と言えば、1989年にオレゴン州立大学でセミナーを受けたことがあります。フィットネスリーダーズセミナーと銘打たれたツアーだったんですが、参加者のうちかなりの方が喫煙者でした。当時の日本は今ほどポイ捨てにうるさくなく、その方々のうちの一部が、大学内の花壇か何かに吸い殻を突っ込んだままにしてしまう、という行動を取ってしまいました。大学の側は激怒です。すでにアメリカではそういうことをしてはいけないということは当たり前のことだったんですね。
今では日本でもポイ捨て禁止条例などでかなりの地域で罰則が設けられるようになりました。私のオフィスの前も区のアナウンス・カーが走っています。それでも未だに道路には吸い殻が落ちていますが、今回の禁煙の流行がこういったマナー違反を減らしてくれることにも期待したいです。
それに、このオレゴン州立大学の授業の中に「禁煙」に関する講義もありました。女性の先生でしたけど、禁煙をしようとしている人から、喫煙機会を遠ざけるための、いろいろな工夫をまじめに考え、システム化した感じのカリキュラムでした。そんな先生に一人の受講者が「すでに日本ではこんなのが発売されているんですよ」と差し出したのが「禁煙パイポ」(特定の商品名ですが、宣伝をする目的ではありません)。すると先生は驚嘆の表情を浮かべた上で非常に感心し、「その会社に連絡を取りたいので、その商品のパッケージを下さい」といってもらっていました。それからどうなったのでしょうね? 禁煙補助製品としては日本が先行していた、ということでしょうか。
いずれにしても、今回の傾向が単なる一時的な禁煙ブームに終わらず、長く続いてほしいと切に願います。健康上のリスクを減らすことができますし、身体機能が少しでも上がればその人の活動量も上げられる、と思っています。
たばこ税増税
今月、たばこ税増税に伴い、たばこの価格が大きく上がった影響で、禁煙を試みる人も増えているようですね。たばこの販売本数は大きく落ち込むでしょうが、反面禁煙ビジネスが盛り上がっているようです。その影響で禁煙補助薬が品薄になったり、ガムの売り上げが好調だったり。
フィットネス関連事業従事者としては、喫煙者が禁煙を試みるのは喜ばしいことだと思います。ただ、これは嗜好の問題なので、「何が何でもダメ」と言ったことはありません。実際、私の友人には喫煙者も多いし、意外なことにフィットネス系の指導者には喫煙者も多かったりします。
フィットネスプログラムに関連して、肺に取り入れた一酸化炭素が身体能力にどのような影響を及ぼすか、というような事実については説明することはありますけど、喫煙を楽しみにしている人に、それを取り上げるようなことはあまりしたいとは思いません。もちろん、私自身は煙を吸うのは好みませんし、当然そういった非喫煙者の方も多いので、分煙の努力をしていただく必要はもちろんあります。
若い方で将来のトップアスリートを目指すみなさんや、競技力向上を目指すハイアマチュアの方には、できる限り喫煙の機会を遠ざけていただきたいとは思います。ヘモグロビンとの親和性が酸素より200倍以上も高いと言われる一酸化炭素を積極的に肺に吸い込んでいるようでは、パフォーマンス向上の機会を自ら逸しているようなものだからです。「持久力を要求しない無酸素運動なら影響しないでしょ?」という人もいますが、そもそも無酸素でできる運動なんてありません。
専門用語としての「無酸素運動」は誤解を招く表現なので、もう少し気の利いた用語に置き換えることを検討してはどうかと思うのですが、私たちの体の中では、エネルギーを生むためのメカニズムは複数働いており、強い瞬間的な運動をしている瞬間でも酸素は使われているのです。また枯渇した燐原質を再合成したり、蓄積した乳酸を処理したりするのにも結局は酸素が必要となります。「無酸素運動」という言い方にはどうしても引っかかりを感じてしまうのですね。よく「ターザン」誌などに、「脂肪は有酸素運動でしか使われることはありえない」なんて堂々と書かれたりしていますけど、これはきっとライターさんが言葉のマジックに引っかかっているんだと思います。「有酸素運動でしか使われない」んじゃなくて「ATPの再合成(ATP-CP系/乳酸系/有酸素系)経路のうち、有酸素系/有酸素系機構でしか脂肪を利用できない」のです。
簡単に言うと、私たちが利用できる直接のエネルギー源はATPのみです。しかし体内のATPなんてすぐに枯渇してしまうので絶えず何らかの方法で再合成してあげなければなりません。その方法として、
- クレアチンリン酸を分解してその放出エネルギーでATPを再合成するATP-CP系
- 炭水化物(グリコーゲン)を酸素なしで分解して得られたエネルギーでATPを再合成する乳酸系(副産物として乳酸を生成するので)
- 炭水化物・脂肪・タンパク質を酸素を介在させて分解し、得られたエネルギーでATPを再合成する有酸素系
があります。陸上でいえば、短距離系の運動では主として前二者の方法でATPを再合成し、長距離のような運動では主に後者の方法でATPを再合成するわけです。もちろん、短距離系を運動を行っている間でも有酸素系の代謝は並行して行われていますし、長距離系の運動でもATP-CP系、乳酸系は稼働しているわけです。
少し脱線してしまいましたが、いわゆる「無酸素運動」であっても、そのフォームを習得するための長時間の練習(プラクティス)が必要となったり、試技のあとに、短時間にパフォーマンスを回復させるためには最低限の持久力や酸素を使って体を回復させる能力は必要になってくるわけです。トップアスリートともなると相当長い練習時間/トレーニング時間を耐えねばなりません。このことを理解すれば、どんな競技であれ、トップアスリートには喫煙は向いていないことが分かります。もちろん、トップアスリートの中にも喫煙者はいますので、その人にとって「絶対ダメ」とは言えないんですけど、普通に考えればリスクを遠ざける方が有利だと思います。
そういう人からたばこを遠ざけるのには、今回の増税・値上げも役に立つのかもしれませんね。
もちろん、喫煙が及ぼす影響は一酸化炭素だけではないし、様々な試験で健康や死亡率に及ぼす影響も指摘されているのですが、機会を見て述べてみようかな、と思います。
…などといろいろなことを考えてしまう今回の値上げ騒動でした。
静的ストレッチング(static stretching)
1970年代まではおそらくストレッチングという言葉はあまり一般的ではなく、柔軟性を高める運動のことは皆「柔軟体操」と読んでいました。父も1970年代の終わりまでは現役のアスリートでしたが、ストレッチとか、ストレッチングという言葉は聞いたことがありませんでした。その柔軟体操の多くは動的ストレッチング(dynamic stretching)だったと思います。この動的なストレッチングの中でも、瞬間的に可動域を多くとれるように弾みや反動をつけて行うタイプの「バリスティック・ストレッチング(ballistic stretching)」がよく行われていました。
ところが、ボブ・アンダーソン氏がバリスティック・ストレッチングより効果が高いという静的なストレッチング、スタティック・ストレッチング(static stretching)を紹介したところ、爆発的に普及し、1980年代以降は「ストレッチング」といえばほぼこのスタティック・ストレッチングを指す言葉として知られるようになりました。父や弟が陸上競技をやっていたので、毎月専門雑誌を購入していたのですが、小冊子にストレッチング特集が付いてきたのを覚えています。私は空手にそれを役立てるためにこの小冊子を何度も参照しました。まだ書籍もそうないころです。
スタティック・ストレッチングの普及と同時に、それまで行われていたバリスティック・ストレッチングは怪我の原因になったり、伸張反射を強くしすぎて伸ばすべき筋の緊張を高め、むしろ関節可動域の制限につながるなどのネガティブな側面が強調されるようにもなっていきました。実際私も最初のスポーツクラブのマニュアルでそう説明するように教わっていたので、施設内ではそのように指導していました。
その後ストレッチングの本は多数発売されました。たぶん私が最初に入手した講談社の専門書には当時のトップスプリンターのエベリン・アシュフォード(Evelyn Ashford)選手の写真が載っていたことを記憶しています。世界記録も作った方ですので、おそらくストレッチングは彼女のパフォーマンスを上げるのには相当役に立っていたはずだとは思うのですが、その彼女が競技中に筋断裂を起こしたりしたのを見て、ちょっと疑問に思ったりしました。ストレッチングの手法が変わったことによって、本当に障害の頻度は変わったのか、と。
また、子どもの運動会などでは、過去に陸上競技などをやっていた人のほうが、一般のお父さんより大きな怪我が少ないような気もしました(統計を取ったわけではありませんので、主観です)。筋断裂をしたお父さんに聞くと、事故の前に入念なストレッチングをやっていたことを聞かされます。
これはストレッチング自体をしばらくやっていなかったことによって、ストレッチングで筋肉を傷つけたことにより、競技中の怪我が起こりやすくなった可能性を指摘することができます。ストレッチングに慣れた人の場合はまた違った結果になるかもしれませんが、それでも過剰に伸ばしすぎれば事前に筋線維を傷つけるだけの行為になってしまいかねません。
最近の研究では、競技前の過剰な(長時間)行うスタティック・ストレッチングはその部位の筋力低下を招くということが指摘されています。これも、パフォーマンス低下だけでなく、怪我を招く原因になっている可能性があります。
こんな事情で、最近競技前に長時間のスタティック・ストレッチングを行う選手は少なくなっているようです。私はスポーツ選手のトレーニングはほとんど見たことがないのでわかりませんが…。
私はMTBに乗る前などもスタティック・ストレッチング、バリスティック・ストレッチングは行わないので、「コイツ、インストラクターのはずなのに、なぜ?」って思われているかもしれませんが、その理由はこういう結果をよく見かけたことによります。
ですが、静的・動的な関節可動域に余裕があることは、スポーツ中のパフォーマンスを高め、怪我の可能性を低減することはできると思います(過剰な関節可動域は別の問題はありますが)。
なので、準備運動としてのストレッチングはさほど行わない私も、風呂上がりや夜に、かなり長時間かけて行っています。すでに若い頃のスポーツのダメージであらゆる関節に痛みがあるのですが、なるべく痛みを感じないように徐々に行っています。
しかし、私の柔軟性を高める主体的なストレッチングは、10代から最近までダイナミックなものでした。中でも、強すぎない範囲での弾みをつけたバリスティック・ストレッチングです。スタティック・ストレッチングもためしてはいたのですが、ダイナミック・ストレッチングを行わないと、空手競技の中で蹴りを自由自在に出すためのパフォーマンスを得られなかったからです。
股関節の強い痛みを解消してからの本格的なストレッチングの再開でも同様にこの方法を行っていました。それで一定のところまでは効果を上げることができました。しかし、思わぬところでプラトーを迎え、部位によっては痛みが増強されたりした部分があることも発見しました。
このため、最近バリスティックからスタティックに切り替えてみているのですが、関節可動域の拡大と、痛みの低減に関しては効果はてきめんでした。これについては、過去の競技などでの関節周囲の軟部組織のダメージの蓄積や、年齢的なものもあると思います。若い頃は偉そうに、年齢が上の方にもしたり顔でストレッチング指導なども行ってきたわけですが、今になってその「軽さ」を実感しているわけです。理論的には正当でも、きっと言葉的には重みがなかったことでしょうねぇ。インストラクターって、私もそうですがスポーツ選手上がりや現役選手が多くて、思考回路が一般の人とずれていることって、あるんですよね。これは、若いインストラクターの皆様にも自覚して欲しいことだと思います。
これに加えて、スポーツのフォーム練習の前には、そのフォームに近い形のダイナミックなエクササイズや軽いストレッチングを行っています。
このような感じで、私自身の運動プログラムも体のコンディションに合わせて日々シフト中です。
開脚能力の復活へ
先日「ストレッチング – Stretching」の項で書きましたけど、私の最初の体作りのためのプログラムは「ストレッチング」であったといってもいいと思います。そして、最初に参考にしたのが中国武術の通信教育テキストの中に紹介されていた「真向法」です。
私は30代の後半にさしかかった頃、とある身体操作系のセミナーに参加させていただいたことがあり、ペアを組んでの実技を行ったことがあるのですが、ちょっとタイミングが合わずに右の股関節を痛めてしまいました。これがどんどんひどくなって、股関節のストレッチングも満足に行えないような状況になってしまい、得意だった開脚の能力も徐々に失われて行ってしまったのです。この股関節の調子はまだ万全ではないのですけど、現在の状況まで回復するのに7年ほどかかりました。
若い皆さんだとこれほど時間はかからないかもしれませんが、股関節の障害はとても治りにくいので、絶対に無理をしてはいけません。またペア・トレーニングでは予想以上の力がかかることがあるので、細心の注意を払って行う必要があります。
痛みがかなり収まってきた昨年から、股関節の可動域を復活させるためのストレッチングを再開しています。さすがに、10代のときのようにとんとん拍子に可動域が広がっていく、ということは残念ながらありません。
今年に入ってからは原点に戻ろうと、通信教育テキストの中の「真向法」に改めて着目しました。このテキストの中の真向法では情報が限られていたので、過去に購入していた下記の書籍に記載されたノウハウを、自分のストレッチングプログラムに取り込んでいます。
「究極の真向法―一日五分一日爽快 体と心の健康法 (ノン・ブック)」
今はすでにもう絶版になっているようですが、リンク先のAmazon.co.jpでは中古での入手が可能なようです。また、私自身は所持していないですけど、その後に出た新しい書籍もあるようです。
この方法のいいところは、シンプルだ、ということです。
まず体操が4つ。それぞれに座法と行法があるだけ。もちろん、いきなりこれをできない人はそこに至るためのノウハウがありますので、全くの初心者の方でも楽しめるカリキュラムになっているのではないかと思います。
中学・高校時代の私はこれらの体操を全て行っていましたが、現在は第2体操が神経を伸ばしすぎる可能性があるために基本的には片足ずつ行っていることと、膝伸展機能(大腿四頭筋~脛骨粗面)に負担をかけてしまう第4体操を省略しています。股関節に関してはこれ以外に前後開脚を加えたりしているわけですが、思った以上に効果が上がっているのを確認できます。特に上段回し蹴り(ハイキック)に必要な動的柔軟性がかなり改善されています。とにかく股関節を痛めてから上段を蹴るのが難しくなってきていたのですけど、昨日立ち木に向かって練習してみたら腰が入って足首が返るようになりました。特に左足ではほとんどそれが出来なくなってしまっていたのですけど、立ち木蹴りで試してみると、左も腰を入れた蹴りが復活してきたことを確認。
とはいえ、一番蹴りの状態が良かった十代後半から二十代前半と、少し飛んで三十代前半のころに比べればまだまだ。あと1年くらいの時間をかけて、関節可動域が最も広かった頃を目指したいと考えています。おそらく蹴りの能力も当時にかなり近づくのではないかという予感があります。
私が現役時代や格闘技エクササイズを中心に教えていた頃のノウハウや、現在再構成したノウハウなどは近いうちにICO / Fitness Club Onlineのほうで公開していきたいと考えています。
ストレッチング-stretching
前回書きましたように、ブルース・リーに憧れた私は身体改造を図ることにしました。
当時、ブルース・リーの体に憧れたのは間違いないのですが、最も驚異的に感じたのはその蹴り技です。あの蹴り技をなんとしても真似してみたいと思った私は、柔軟体操を行う必要性を感じました。
本来は空手道道場で技を磨くべきなのですけど、私が住んでいた地域ではそのような場所がありませんでした。そこで私が選んだのは、雑誌の広告に出ていた「中国武術」の「通信教育」(笑。実はこのテキストの中に「真向法」のいくつかの技術が「柔軟体操」として紹介されていました。後で真向法の解説書を入手したときに、通信教育のテキストに紹介されていた技法はすべてが真向法のものではなかったことがわかりましたけど、当時の私にはこれだけが頼り。
最初は、両足の裏をくっつけて股関節の方へ引きつける座法をとったとき、両膝が下がらずがっかりしたことを覚えています。しかし「毎日1mmずつ開いていけ!」みたいなアドバイスが書かれていたので、マジメに続けていたら、1年後にはかなり柔らかくなりました。
そして、高校に進学していよいよ空手道部に入部と相成るわけですけど、中学時代から続けてきた真向法(もどき)によって私の柔軟性レベルは当時空手道部で最も可動域が高い先輩とすでに同等のレベルに達していました。結果、蹴り技の上達は部員の中でも最も速く、また部員の中で一番高いレベルまで達することができたと思います。
ただ、相変わらずの運動神経の鈍さなので上半身の技や型や組み手で登場する技の習得や、柔軟性以外の体力の向上については最も遅かったのが事実。もし、柔軟性に自信がなく、蹴り技すら習得できないような状況であれば、私は3ヶ月も部活動を続けていられなかったでしょうね。
部活動の在籍期間には、当時中学で陸上競技をやっていた弟から陸上競技の専門誌を借りたりしていました。当時としては斬新な筋力トレーニングプログラムが乗っていたり、少し前からはやり始めた「ストレッチング」プログラムが掲載されていたからです。ボブ・アンダーソン氏の著書のブームにいち早く反応したのが当時の陸上界だったと記憶しています。私の柔軟体操プログラムは真向法に加え、ボブ・アンダーソン氏が紹介した「スタティック・ストレッチング(static stretching) = 静的なストレッチング」の手法を加え、より多角化していき、効果も上がりました。高校3年生くらいになると、もう体操部の女子選手と同等レベルともいえる股関節の可動域を持っていたと思います。
20代前半くらいまでの蹴り技は相当自信がありました。いろんな方とスパーリングしたのがきっかけで「テコンドーの強化選手を申し込んでみない?」というような話をいただいたこともありました(そのときに応じなかったことを後悔しています)。こんなこともあって、私の柔軟性を高めるきっかけになった「通信教育」と「真向法」には本当に感謝したものです。
私の蹴り技が最高レベルだったのは30代前半だったと思います。ただ、関節可動域については、全盛期を少し下回るようになっていました。そして、30代半ばに参加したある機能改善の施術セミナー受講時、その実習で若い女性インストラクターとペアでのトレーニングをしたとき、彼女の補助のタイミングと私の動作が合わずに、右の股関節を「グキッ」とやってしまいました。
股関節の痛みでキックも開脚もできなくなり、あっと言う間に私の股関節可動域は失われてしまいました。やはり、ストレッチングを継続することは股関節のコンディションや蹴りのフォームを維持するために重要なものであることを痛感した次第です。
強い痛みはなんと数年間にもおよび、ある程度の股関節ストレッチングができるようになったのはこの2-3年のことです。最近は可動域も少し回復して、ハイキックも改めて打てるようになりました。
このように、コンディショニングとしてはすばらしいストレッチングですけど、従来言われていた準備運動としてのスタティック・ストレッチングは十分に注意した方がいいでしょう。ストレッチングによって筋肉がリラックスしすぎたり、あるいは筋線維(筋繊維)が伸びたままになってしまうことで、実際に動くときに張力が不足し、かえってパフォーマンスを落とす場合があるからです。
また、事前の伸ばしすぎで筋線維が傷つき、練習中や競技中の「肉離れ」「筋断裂」を助長する可能性もあります。
このようなことから、最近ではストレッチング不要論もささやかれたりしますけど、「練習(practice)」だけでは柔軟性の維持、向上は正直難しいです。「練習だけで得られる筋力は十分ではないため、筋力トレーニングを行う」というのと同様、高度な関節の可動域が求められるスポーツでは、ストレッチングは不可欠だと思います。
従来知られた方法に何か「ネガティブ」な要素が見つかると、それを叩いて話題性を高めるのはいいのですが、だから「不要」とするのはちょっと極端かな、と思います。私は「極端さ」を好まないので、自分に必要なものをバランスよく取り込む方を選びます。
今の私はスタティック・ストレッチングだけでなく、弾みや反動をつけるダイナミック・ストレッチング、受け身のパッシブ・ストレッチングなど、いろいろなものを組み合わせて行っていますよ。筋肉だけでなく、関節を刺激するようなリズミカルな動作も加えたりしていますが、ストレッチングを初めてからの数十年、プログラムは実はほとんど変わっていないことに気づかされたりもします。
柔軟性に関心を持ったきっかけであるブルース・リー先生、通信教育テキストの中の「真向法」には感謝しています。
私が運動をはじめたきっかけ
幼少時代から中学生の頃まで、私はいわゆる「運動音痴」であり、ほとんど運動らしい運動をしていませんでした。
このことについては個人サイトとしてスタートしたICO / Fitness Club Onlineのほうにも書きましたが、当時5~1の5段階で評価する体育の成績は万年「2」の状態でした。「1」がつけられるケースが事実上ないことから、体育に関しては最低の成績だったと言えます。
かけっこも遅かったです。確か小学校5年のとき、50m走は12秒弱でした。当然女の子たちにも負けていましたね。
体育の成績が悪い分、図工や美術の成績は抜きんでていたし、私自身これらの教科については特別な自信を持っていて周囲もそれを認めていましたので、そのままいけばまず間違いなく絵に関連した職業に進んでいったはず。
しかしある日、私に衝撃的な出来事が訪れます。中学2年生のときでした。
当時松本零士先生の絵柄にはまっていた私は、宇宙戦艦ヤマトや主要登場人物のイラストをよく書いていました。特に裸の女性キャラのテレサさんばかり書いていたような(笑。その頃、「さらば宇宙戦艦ヤマト」という映画が公開されたので、私は友人、弟と連れだって見に行ったのでした。
ヤマトの同時上映は、かのブルース・リーの「死亡遊戯」でした。なんで壮大なスケールのアニメにハードなアクション映画がカップリングされるのかよく分からなかったのですが、私たちはその死亡遊戯の途中から劇場に入りました(そういえば、冒頭にブルース・リーが重要な役で登場する「死亡の塔」も、半ポルノ映画とのカップリングで困りましたよ。一緒に行った友人は、「死亡の塔はいいから、もう一方の映画をもう一回見ようよ」って言って聞かなかったです)。
するとですよ。すごいんですよ。ブルース・リーの活躍が。あまりのすごいアクションに私も友人たちも、ただただ唖然とするばかりでした。
しかし、そのあとさらなる衝撃が。私たちが見て驚いていたブルース・リーはなんとブルース・リーではなかったのです。最後の見せ場となる塔の中で暴れるその人は、明らかに次元が違いました。この映画は本人が亡くなった後に完成されたものなので、クライマックス以外のアクションのほとんどが代役さんのものだった、というわけです。
この映画が終わってしまったら、次は本当の「目的であった」ヤマトが始まります。でも、このときにはすでに私たちは「早く終われ」モードなんです。映画館に居残って、死亡遊戯を最初から見たかったからです。ヤマトには気の毒なことをしました。
見逃した死亡遊戯の冒頭は、過去にテレビで見た「ドラゴンへの道」のクライマックスシーンでした。コレもスゴかった。
これで脳の中身を全部入れ換えられてしまった私は完全に別人になってしまいましたね。1年、2年と続けてきた絵画クラブをやめ、マラソンクラブに入りました。手に入れたブルース・リーの資料に彼がマラソンの信奉者と書いてあったからです(実際にはマラソンじゃないのですけど)。
ブルース・リーのような体になりたくて、友人のダンベルセットを借りてウエイト・トレーニングもはじめてしまいました。なかなか彼には近づいていかなかったのを覚えています。彼がリアル・ブレアというプロテインを飲んでいたと知って、いろんなスポーツ用品店を回りましたが、当時はどこにいってもそんなものはありません。明治製菓さんのザバスの発売よりも前のことで、唯一、小さなスポーツ店に「試しに輸入してみたよ」というプロテインの袋を見つけることができたのです。
少ないお小遣いで早速買って飲んでみたら、ただの大豆の粉ではないかと思いました。でもいずれブルース・リーになれると飲み続けたらあっと言う間になくなって、あらためてその用品店を訪ねたのですが…。
「いやあ、人気なかったからやめたよ」
って。
次のプロテインにありつけたのは高校生になってからのことで、買ったのは上述した明治製菓さんのザバスでした。これは2つ年下の弟も飲んでいたことを覚えていて、陸上部の彼はあっと言う間に筋肉をつけていきました。彼は私とは逆で、スポーツは何をやらせても学年1、2位です。少年野球などやっていないのに、試合があると駆り出されたりして活躍していたのを覚えています。大学時代には投擲で優勝したみたいなことも聞きました。彼も今はベテランの体育の先生です。
そんな私でしたが、ブルース・リー漬けになった当時、一番重視していたトレーニング・エクササイズは「ストレッチング」でした。
ちょっと長くなりましたが、ちょっと遅めだった私の運動との関わりのスタートについて書いてみました。次回は、私がやり始めたストレッチングのプログラムについて、述べてみたいと思います。
アレルギーを抑える物質発見!
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=26226
これはアレルギーを抱える人にとっては朗報です。特に毎年悩まされる花粉症の苦しみから解放されれば、日本人の冬から春にかけての生産性がもっと上がるはず! なんて勝手に思っています。
家族4人のうち、私と次男がひどい花粉症で、特に次男はかわいそうに、生まれて初めての冬~春に発症しました。
また、私自身は食べ物のアレルギーもあるようで、イカ、エビ、タコ、カニ、カイなどを食べると、口の中がかゆくなったり、目がかゆくなったり、唇が腫れたりします。
恐ろしいのはアナフィラキシー・ショックという急性アレルギーによるショック症状です。
花粉症を持つ私の次男坊は、花粉症の時期に何らかの食物が原因と思われるアナフィラキシー・ショックを起こしてしまい、入院したことがあります。実は私自身にその経験があったので、症状の初期に気づいてすぐに病院に連れて行きましたので大事に至らずに済みました。
アナフィラキシー・ショックは私が未成年の頃はあまり知られていない症状で、周囲の理解もありませんでした。私の小学校時代は給食は残してはならず、ぐずぐずしていると放課後になっても残されて食べさせられていたくらいです。私自身は、漫画「ブラック・ジャック」を読んでいたので、名前は知っていたし、死に至るケースがあることも知っていたのですけど。
小学校5年生のある日、給食にホワイトシチューが出て、その中に大量のエビが入っていたことがありました。困ったことに、アレルギーはあっても私はエビが好きなのです。これなら食えると食べてみたのですが…。程なくして涙や鼻水が止まらなくなってきました。さらには呼吸が苦しくなってきてめまいがし、もうだめだ、ということで担任の先生に訴え、保健室へ。しばらく呼吸が苦しかったのですが、時間が経つにつれて軽減されました。苦しんだのはおそらくほんの1時間ほどだったと思います。
当時は先生もそれが急性アレルギーの結果だとは思っていなかったようです。私はいつものアレルギーがどんどんひどくなっていくのを実感していたので、エビに原因があることは何となく分かりましたが、無事に回復したので病院に行くこともありませんでした。今の小学校だったら、絶対に受診させられるでしょうけど。
また、大学1年生のときは静岡に1年間下宿したのですが、賄い付きだったので初日に「エビやイカの食べ過ぎでひどいアレルギーを起こすことがある」と下宿のおばちゃんに伝えました。ところが、おばちゃんは「えーっ? それは心の病気ですよ。思い込みですよ」って相手にしてくれません。そういう時代だったのです(って、いつ?)。
そしてそんなことも忘れたある日。おばちゃんはお好み焼きのようなものを出してくれました。それがおいしかったので、とても満足していたのですが、食事を終えて私が出て行く姿を確認したおばちゃんの「ニヤリ」という表情がなんだかひっかかりました。
すると、自室に戻ってまもなく、来ましたよ。小学校の頃に輪をかけてひどいやつが。私が部屋で呼吸が出来ずのたうち回っていると、他の部屋の友人が集まってきて私のただならぬ様子に驚きました。当時、腕立て伏せ・腹筋・スクワットを300回ずつ行うのを日課としていて、ウエイト・トレーニングをやりこんでいて元気そうに見える私が顔を腫らして悶絶しているのですから。
仲間の一人がおばちゃんに伝えに行き、救急車を呼ぶかどうかの話になり、私は「どうかそれだけは止めてくれ」と伝えてなんとか耐えていたところ、ようやく収まってきたのでした。
どうやらおばちゃんは私の「心の病気」を治そうとしてこっそり何らかのアレルゲンをお好み焼きに忍ばせたようでした。症状が落ち着いた私は怒り心頭でしたが、気持ちを落ち着けるために日課のランニングに出ることにしました。
数十分前の惨状を見ているおばちゃんは必死に止めてくれたのですけど、頭に血が上った私は聞く耳を持たず、そのままランニングに出かけてしまいました。
前置きが長くなりましたが、今回このコーナーでアレルギーを取り上げたのは、運動とアナフィラキシー・ショックの恐れについて述べておきたかったからです。上記の私の例で、ショックのあと私はランニングに出ていますけど、実は非常に危険なのです。
まずは再発。一度落ち着いたアナフィラキシー・ショックはその日のうちに再発するケースもあるのです。出先の誰もいない暗闇で再発していたらと、今思ってもぞっとします。
さらに、食物依存性運動誘発アナフィラキシーといって、アレルゲンを食べたあとの運動で起こるアナフィラキシー症状も懸念されます。過去にこの事故で命を失ったケースもあるのです。普段はなんでもなくても、そのときの環境とかコンディションでも起こるので怖いことですね。
茨城県教育委員会に簡単にまとめられたPDFがありましたので、掲載しておきます。
「運動誘発性喘息・食物依存性運動誘発アナフィラキシーの知識と対応」
エネルギー源となる小麦がアレルギーの原因食品になっているところがやっかいですが、このような食品を食べたあとは少なくとも4時間程度開けて運動プログラムを行った方がよいでしょう。
スポーツ婚活?
文部科学省は「スポーツ立国戦略」のためのヒアリングを進めているようです。
現在の日本では世界でも例を見ないスピードで少子高齢化が進んでおり、日本はすでに「超高齢化社会」の時代に突入しています。
今後も高齢者の割合は増え続け、反対に生産年齢層は減少していきます。年金問題の深刻化、医療費のさらなる増大は必至で、私たちは少しでもそれを緩和して行くべく努力をしていかなければなりません。子ども手当も、賛否両論ですが、これにより3割の若い夫婦が子どもを増やすことに興味を持っている、ということで少子化に歯止めをかける期待を持っている研究者もいます。ですが、私たち国民も単に期待だけをするのではなく、自分自身が自覚を持って動かなければ、これらの施策も単なるばらまきに終わってしまうでしょう。
さて、現在の日本では若年層のスポーツ離れの傾向があります。これは仕方がない面もあると思います。社会人になって、速く戦力となるように仕事へ全力投球をしていて、なかなか余暇の時間を持てないからです。
しかし、本当は運動習慣を作って体に予備力を養い、その結果体調が万全なほうがより仕事をパワフルにこなせるでしょう。きっと生産性も上がるはずです。さらには、将来、社会を担う中堅となったときの余力も作れますし、さらにはより健康的な老後も期待できます。できれば、ご自身のライフスタイルを再設計して、簡単な運動でも行えるような時間を持っていただきたいと考えます。
脳には機能局在の性質があり、例えば運動に集中しているときにはそれ以外の部分を休める効果があると言われます。それにより、仕事に戻ったときには十分に休んだ脳の機能がフル回転することでしょう。
さて、冒頭に書いた「スポーツ立国戦略」に戻りましょう。一番上には第一回目のヒアリングの模様が収録されています。この会は有名なスポーツ選手が意見を述べておられます。文部科学省のページを見ると、どうも一流アスリートとか、専門家の方を中心にヒアリングをしているみたいですね。もっと一般的なスポーツ愛好家とか、スポーツしたくてもできないというような方の声もヒアリングしてみたらいいと思います。
そして、昨日のニュースではこの「スポーツ立国戦略」の一環としてなんと「スポーツ婚活」なるものも考えているそうで…。若い人にも浸透している婚活ブームを利用したものだそうですが、私も最初は笑いましたけど、はたと思いました。これは悪くないなあ、と。私も婚活していたわけではないけど、妻とは同じスポーツ愛好家同士として知り合いましたから。
さわやかなスポーツマン/スポーツウーマン同士が結婚して、活発な家庭を築くことで、現政権の少子化対策(がうまく行けば)とも相まって、子どもが増えるかもしれません。そして、その親はスポーツ好きなので元気なおじいちゃん、おばあちゃんになっていくので、医療費も抑えられるのではないでしょうか? 運動指導者しての私が考える理想でもあります。
先週総理大臣になられた菅直人さんには期待を寄せています。私の前に健康運動指導士を取得された方々はこの方の名前が入った資格証をお持ちなのではないでしょうか?(私も欲しかったのですが、私の期から厚生労働省認定ではなくなってしまいました…)
スポーツに限らず、経済でもどんどん負けるようになってきた日本。日本人としてなんとしても元気を取り戻したいではないですか。
ダイエット – diet
私がフィットネス業界に入った頃はまだ正確な使い分けも行われていたのですが…。
この「ダイエット – diet」という言葉。最近の日本ではほとんど「減量」や「やせること」と同義に使われています。もちろん、私の過去に監修した著書のタイトルに使われていたりしますし、最近は医師の方も普通にそういう使い方をしていますが…。私自身は本当はすごく抵抗があります。
本来はこの「ダイエット」という言葉は「食事」を示す言葉で、食べ物や、既定食のことを意味します。
特に減量に用いられる既定食に「ロー・カロリー・ダイエット(LCD:Low Calorie Diet)」があります。減量をするための方法として存在する方法/手段が、いろいろなメディアで誤って伝えられるうちに現在の「ダイエット=減量」というイメージが定着したのでしょうね。もちろん、今となっては「和製英語」です。
私は最初にフィットネスクラブに入ってからずっと減量プログラムの作成や指導に関わってきましたけど、やはり「減量(weight-loss)プログラム」の手段としての運動(「エクササイズ(physical exercise)/ワークアウト(workout)/トレーニング(training)」)と食事(ロー・カロリー・ダイエット)に分離できたほうが便利です。ダイエット(減量?)の手段がダイエット(低カロリー食)では、話の収拾が付かなくなってしまいますからね。
なので、このサイトや、ICO / Fitness Club Onlineで「ダイエット」という言葉が使われている場合、それは「減量」そのものを意味する言葉ではなく、それを実現するための「食事」を意味するものだと考えていただければありがたいです。
まあ、和製英語と考えてしまえばそんなに神経質になることでもないんですけど…。私のこだわりと言うことでお許しください。