Archive for the ‘Mini Tips’ Category

postheadericon アレルギーを抑える物質発見!

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これはアレルギーを抱える人にとっては朗報です。特に毎年悩まされる花粉症の苦しみから解放されれば、日本人の冬から春にかけての生産性がもっと上がるはず! なんて勝手に思っています。

家族4人のうち、私と次男がひどい花粉症で、特に次男はかわいそうに、生まれて初めての冬~春に発症しました。

また、私自身は食べ物のアレルギーもあるようで、イカ、エビ、タコ、カニ、カイなどを食べると、口の中がかゆくなったり、目がかゆくなったり、唇が腫れたりします。

恐ろしいのはアナフィラキシー・ショックという急性アレルギーによるショック症状です。

花粉症を持つ私の次男坊は、花粉症の時期に何らかの食物が原因と思われるアナフィラキシー・ショックを起こしてしまい、入院したことがあります。実は私自身にその経験があったので、症状の初期に気づいてすぐに病院に連れて行きましたので大事に至らずに済みました。

アナフィラキシー・ショックは私が未成年の頃はあまり知られていない症状で、周囲の理解もありませんでした。私の小学校時代は給食は残してはならず、ぐずぐずしていると放課後になっても残されて食べさせられていたくらいです。私自身は、漫画「ブラック・ジャック」を読んでいたので、名前は知っていたし、死に至るケースがあることも知っていたのですけど。

小学校5年生のある日、給食にホワイトシチューが出て、その中に大量のエビが入っていたことがありました。困ったことに、アレルギーはあっても私はエビが好きなのです。これなら食えると食べてみたのですが…。程なくして涙や鼻水が止まらなくなってきました。さらには呼吸が苦しくなってきてめまいがし、もうだめだ、ということで担任の先生に訴え、保健室へ。しばらく呼吸が苦しかったのですが、時間が経つにつれて軽減されました。苦しんだのはおそらくほんの1時間ほどだったと思います。

当時は先生もそれが急性アレルギーの結果だとは思っていなかったようです。私はいつものアレルギーがどんどんひどくなっていくのを実感していたので、エビに原因があることは何となく分かりましたが、無事に回復したので病院に行くこともありませんでした。今の小学校だったら、絶対に受診させられるでしょうけど。

また、大学1年生のときは静岡に1年間下宿したのですが、賄い付きだったので初日に「エビやイカの食べ過ぎでひどいアレルギーを起こすことがある」と下宿のおばちゃんに伝えました。ところが、おばちゃんは「えーっ? それは心の病気ですよ。思い込みですよ」って相手にしてくれません。そういう時代だったのです(って、いつ?)。

そしてそんなことも忘れたある日。おばちゃんはお好み焼きのようなものを出してくれました。それがおいしかったので、とても満足していたのですが、食事を終えて私が出て行く姿を確認したおばちゃんの「ニヤリ」という表情がなんだかひっかかりました。

すると、自室に戻ってまもなく、来ましたよ。小学校の頃に輪をかけてひどいやつが。私が部屋で呼吸が出来ずのたうち回っていると、他の部屋の友人が集まってきて私のただならぬ様子に驚きました。当時、腕立て伏せ・腹筋・スクワットを300回ずつ行うのを日課としていて、ウエイト・トレーニングをやりこんでいて元気そうに見える私が顔を腫らして悶絶しているのですから。

仲間の一人がおばちゃんに伝えに行き、救急車を呼ぶかどうかの話になり、私は「どうかそれだけは止めてくれ」と伝えてなんとか耐えていたところ、ようやく収まってきたのでした。

どうやらおばちゃんは私の「心の病気」を治そうとしてこっそり何らかのアレルゲンをお好み焼きに忍ばせたようでした。症状が落ち着いた私は怒り心頭でしたが、気持ちを落ち着けるために日課のランニングに出ることにしました。

数十分前の惨状を見ているおばちゃんは必死に止めてくれたのですけど、頭に血が上った私は聞く耳を持たず、そのままランニングに出かけてしまいました。

前置きが長くなりましたが、今回このコーナーでアレルギーを取り上げたのは、運動とアナフィラキシー・ショックの恐れについて述べておきたかったからです。上記の私の例で、ショックのあと私はランニングに出ていますけど、実は非常に危険なのです。

まずは再発。一度落ち着いたアナフィラキシー・ショックはその日のうちに再発するケースもあるのです。出先の誰もいない暗闇で再発していたらと、今思ってもぞっとします。

さらに、食物依存性運動誘発アナフィラキシーといって、アレルゲンを食べたあとの運動で起こるアナフィラキシー症状も懸念されます。過去にこの事故で命を失ったケースもあるのです。普段はなんでもなくても、そのときの環境とかコンディションでも起こるので怖いことですね。

茨城県教育委員会に簡単にまとめられたPDFがありましたので、掲載しておきます。

運動誘発性喘息・食物依存性運動誘発アナフィラキシーの知識と対応

エネルギー源となる小麦がアレルギーの原因食品になっているところがやっかいですが、このような食品を食べたあとは少なくとも4時間程度開けて運動プログラムを行った方がよいでしょう。

postheadericon スポーツ婚活?

文部科学省は「スポーツ立国戦略」のためのヒアリングを進めているようです。

現在の日本では世界でも例を見ないスピードで少子高齢化が進んでおり、日本はすでに「超高齢化社会」の時代に突入しています。

今後も高齢者の割合は増え続け、反対に生産年齢層は減少していきます。年金問題の深刻化、医療費のさらなる増大は必至で、私たちは少しでもそれを緩和して行くべく努力をしていかなければなりません。子ども手当も、賛否両論ですが、これにより3割の若い夫婦が子どもを増やすことに興味を持っている、ということで少子化に歯止めをかける期待を持っている研究者もいます。ですが、私たち国民も単に期待だけをするのではなく、自分自身が自覚を持って動かなければ、これらの施策も単なるばらまきに終わってしまうでしょう。

さて、現在の日本では若年層のスポーツ離れの傾向があります。これは仕方がない面もあると思います。社会人になって、速く戦力となるように仕事へ全力投球をしていて、なかなか余暇の時間を持てないからです。

しかし、本当は運動習慣を作って体に予備力を養い、その結果体調が万全なほうがより仕事をパワフルにこなせるでしょう。きっと生産性も上がるはずです。さらには、将来、社会を担う中堅となったときの余力も作れますし、さらにはより健康的な老後も期待できます。できれば、ご自身のライフスタイルを再設計して、簡単な運動でも行えるような時間を持っていただきたいと考えます。

脳には機能局在の性質があり、例えば運動に集中しているときにはそれ以外の部分を休める効果があると言われます。それにより、仕事に戻ったときには十分に休んだ脳の機能がフル回転することでしょう。

さて、冒頭に書いた「スポーツ立国戦略」に戻りましょう。一番上には第一回目のヒアリングの模様が収録されています。この会は有名なスポーツ選手が意見を述べておられます。文部科学省のページを見ると、どうも一流アスリートとか、専門家の方を中心にヒアリングをしているみたいですね。もっと一般的なスポーツ愛好家とか、スポーツしたくてもできないというような方の声もヒアリングしてみたらいいと思います。

そして、昨日のニュースではこの「スポーツ立国戦略」の一環としてなんと「スポーツ婚活」なるものも考えているそうで…。若い人にも浸透している婚活ブームを利用したものだそうですが、私も最初は笑いましたけど、はたと思いました。これは悪くないなあ、と。私も婚活していたわけではないけど、妻とは同じスポーツ愛好家同士として知り合いましたから。

さわやかなスポーツマン/スポーツウーマン同士が結婚して、活発な家庭を築くことで、現政権の少子化対策(がうまく行けば)とも相まって、子どもが増えるかもしれません。そして、その親はスポーツ好きなので元気なおじいちゃん、おばあちゃんになっていくので、医療費も抑えられるのではないでしょうか? 運動指導者しての私が考える理想でもあります。

先週総理大臣になられた菅直人さんには期待を寄せています。私の前に健康運動指導士を取得された方々はこの方の名前が入った資格証をお持ちなのではないでしょうか?(私も欲しかったのですが、私の期から厚生労働省認定ではなくなってしまいました…)

スポーツに限らず、経済でもどんどん負けるようになってきた日本。日本人としてなんとしても元気を取り戻したいではないですか。

postheadericon ダイエット – diet

私がフィットネス業界に入った頃はまだ正確な使い分けも行われていたのですが…。

この「ダイエット – diet」という言葉。最近の日本ではほとんど「減量」や「やせること」と同義に使われています。もちろん、私の過去に監修した著書のタイトルに使われていたりしますし、最近は医師の方も普通にそういう使い方をしていますが…。私自身は本当はすごく抵抗があります。

本来はこの「ダイエット」という言葉は「食事」を示す言葉で、食べ物や、既定食のことを意味します。

特に減量に用いられる既定食に「ロー・カロリー・ダイエット(LCD:Low Calorie Diet)」があります。減量をするための方法として存在する方法/手段が、いろいろなメディアで誤って伝えられるうちに現在の「ダイエット=減量」というイメージが定着したのでしょうね。もちろん、今となっては「和製英語」です。

私は最初にフィットネスクラブに入ってからずっと減量プログラムの作成や指導に関わってきましたけど、やはり「減量(weight-loss)プログラム」の手段としての運動(「エクササイズ(physical exercise)/ワークアウト(workout)/トレーニング(training)」)と食事(ロー・カロリー・ダイエット)に分離できたほうが便利です。ダイエット(減量?)の手段がダイエット(低カロリー食)では、話の収拾が付かなくなってしまいますからね。

なので、このサイトや、ICO / Fitness Club Onlineで「ダイエット」という言葉が使われている場合、それは「減量」そのものを意味する言葉ではなく、それを実現するための「食事」を意味するものだと考えていただければありがたいです。

まあ、和製英語と考えてしまえばそんなに神経質になることでもないんですけど…。私のこだわりと言うことでお許しください。

postheadericon フィットネス・ライフ

「フィットネス」という言葉について、多くの方が「健康のための運動」とか「運動すること」と解釈しているように感じます。たとえば、「私、フィットネスしてるんですよ」とか「最近はフィットネスしてますか?」とか。

私が初めてこの言葉に触れたのはいつだったかはっきり覚えていませんが、少なくともスポーツクラブでアルバイトを始めた1985年には認識していました。当時の類書で調べると、「体力」という言葉が当てられていたのですが、少し違和感がありました(現在は「体力」に最も近い意味の言葉として「フィジカル・フィットネス(physical fitness)」が使われているようです)。

そこで、英語の辞書で調べてみると、「調子の良いこと」「健康であること」という意味を持っていることを知りました。しかし、なぜ「fit(ぴったり合う/適合する)」に「ness」をつけたものがなぜ健康を示す言葉なのでしょうか?

それは、各個人に「ぴったり合った状態」がこそがフィットネスだからです。それは各個人によって要求されるレベルが異なることを示しています。

例えば主婦の場合は、普段の生活を楽にこなせるレベルの心身の状態が「ぴったり合った状態」なのでしょうし、サッカーのワールドカップに出るような選手だと、45分 x 2をフルに動ける能力を持ってこそ、その選手に「適合した状態」であるわけです。

その人が求められる水準を上手にこなせるレベルの心身状態があればいい、というこの考え方は私は大好きです。なので、インストラクターのキャリアの初期から、このフィットネスという言葉をあらゆる場面で使ってきました。

あなたのフィットネスを得るためには、普段の生活に使う体力より、少し強めの刺激を得られる運動(physical exercise)を行う必要があります(専門的には「過負荷の原則」といいます)。これを習慣的に行うと、その刺激にあなたのからだが慣れて「適応」し、あなたの体力水準は高くなります。慣れたら刺激をより強くすると、さらに上のレベルに適応していくことでしょう(これを「漸進性の原則」といいます。「過負荷の原則」と合わせて「漸進性過負荷の原則(progressive overload principle)」ということも多いですね)。

こうやって、「予備力」が養われていくことになります。これはその言葉通り、あなたに必要なレベルの体力水準に付け加えられる予備の力であり、この予備力が大きければ普段の生活を「より楽に」行えるようになります。体を動かす喜びを覚えれば、趣味の運動を楽しむためのフィットネスへと発展していくかもしれません。このように予備力が高まったあなたの「フィットネス」はあらゆる楽しみに対応できるものになっていくことでしょう。

もし「フィットネス」に興味を持っていただけたら、あなたの生活に「運動プログラム」を加えてみてください。きっとあなたの生活の質(QOL=Quality of Life)が高まっていくと思いますよ。

ただし、お約束が一つ。運動プログラムが体に刺激を与えるモノである以上、必ずリスクが伴います。あなたのフィットネスを高めるための運動はあなたの自己責任で管理しなければなりません。当然ですが、私もICOも、あるいはあなたが雇っているインストラクターさんも、事故や突然の病変などに対して責任を取ることはできませんので、お忘れなく。

また、このような異変や事故のリスクを最小限にとどめるため、運動プログラムを開始される場合は主治医に相談して、運動プログラムを開始しても良いかどうかの評価をしてください。

それではすばらしきフィットネス・ライフを!